よくある質問

妊娠したかも?と思った時

妊娠の週数はどうやって決めるのですか?

最終月経の開始日が妊娠0日目です。ただし、正確な週数は超音波検査で胎児の大きさを測定して決まります。最終月経は目安であり、実際にはかなり週数が進んでいるケースもよくあります。

妊娠初期の代表的な症状はどんなものがありますか?

つわり、生理より少ない着床出血、おりものの増加、基礎体温が高い日が続く、だるさ、風邪に似た症状、熱っぽさ、急激な強い眠気に襲われる、乳房の張り、乳首の黒ずみ・チクチクする痛み・痒み、頭痛、腹痛、腰痛、便秘、貧血、肌荒れ、イライラなどがあります。ただしこうした症状がまったく現れないことも珍しくありません。つわりは吐き気や嘔吐、食べ物の好みが変わる、酸味のあるもの甘いものなどを無性に食べたくなるなどがあります。
いずれにしても症状の出るタイミングや内容、強さは個人差が大きいため、規則的な周期で生理が来ている場合、生理が予定より1週間くらい遅れたら妊娠の可能性があるとお考えください。また、生理不順の場合には2週間程度生理が遅れていると感じたら妊娠を疑うようにしてください。

妊娠検査薬を使うタイミングは?

市販の妊娠検査薬は、予定生理日の1週間後以降に使用できます。それより前に検査した場合、妊娠しているのに陰性が出ることがあります。陰性が出てもその後数日間生理が来なかった場合、再度検査を行うか産婦人科を受診しましょう。

中絶手術について

費用はどのくらいですか?

中絶費用は保険適用ではなく自費診療ですから、医療機関によって費用が異なります。また、手術費用は妊娠週数によって変わってきます。当院では、初診費用、8週まで、9週・10週、11週の費用を分け、検診費用も含め、それぞれの費用をご紹介しています。詳しくは下記リンク先をご参照ください。

手術は予約キャンセル可能ですか?

もちろん可能です。また、麻酔をかける前であれば、前処置を行っていてもキャンセルできます。

同意書は必要ですか?

手術前に必ず提出いただきます。成人の方では、同意書にはご本人とパートナーの署名をいただきます。ただし、パートナーが死亡・行方不明のケース、強姦やレイプによる妊娠などの場合には、パートナー署名のない同意書の提出で手術が可能になります。
未成年の場合は、ご本人とパートナーに加えて、保護者の署名も必要です。また、パートナーが未成年の場合は、パートナーの保護者の署名が必要です。ご本人とパートナーの双方が未成年の場合、ご本人とご本人の保護者、パートナーとパートナーの保護者という4名の署名が必要になります。

手術後、1週間以内にどうしても出張に行かなければならないのですが

週数の違いやお身体の状態など個人差によって異なります。術後の経過を観察した医師の判断に従ってください。場合によって出張は無理だと判断されることもありますので、できれば事前に体調不安により出張できなくなる可能性があることを上司などに伝えておいてください。

授乳中なので再開時期が気になります

麻酔薬の影響が残っている間は授乳できません。処方された薬剤や体質などにもよりますので、医師の指示に従ってください。

双子を妊娠していると言われました。手術はできますか?

週数や体調に問題がなければ可能ですので、ご相談ください。

つわりがひどいのですが、手術までの間緩和する薬の処方は可能ですか?

つわりを緩和させる薬剤の処方を行います。また、手術後は妊娠の初期症状が自然に緩和していきます。

持病やアレルギーがあると中絶手術はできませんか?

当院では幅広い既往症などに対応した手術を行っており、リスクの高い方に合わせたさまざまな準備をした上での手術が可能です。麻酔なども既往症やアレルギー、普段服用されているお薬に合わせて適切な処方を行っています。また、突然出血を起こすリスクが高い血管や循環器疾患がある場合も、処方や治療に加え、迅速な処置ができるよう準備して行っています。
糖尿病、ぜんそく、不整脈、甲状腺機能亢進症などの方の手術も問題なく行っていますが、疾患の状態や症状、進行度などによっては高度医療機関での手術が必要なケースもあります。その場合は、提携した大学病院などをご紹介してスムーズに手術を受けていただけるようにしています。合併症をお持ちの方は下記ページもご参照ください。

忙しくて手術スケジュールが作れるのは先になりそうなのですが

最短で妊娠4~5週、そして当院では初期中絶として妊娠11週6日目までの手術が可能です。また、それ以降でも他の医療機関で中絶の手術を受けることはできますが、中期中絶の場合は3日から1週間程度の入院が必要になります。さらに中絶手術は法律で妊娠22週未満と可能な時期が定められているため、それ以降の中絶手術はできません。

中絶手術当日

普段、持病の治療薬を服用しています。手術日は休薬が必要ですか?

当日朝も服薬が必要な薬、休薬が必要な薬があります。事前診療の際にお薬手帳や飲んでいるお薬そのものをご持参いただいて、医師が丁寧に休薬や服薬をお伝えしています。また、麻酔剤の処方も普段、どんなお薬を飲まれているかで変わることがあります。忘れずにご持参ください。

手術は痛くありませんか?

患者様の状態や体質、既往症などを考慮して適切な麻酔の処方を行っており、安全性が高く、痛みなどの不快感を起こさないようにしています。手術中の痛みはありませんし、術後も軽い生理痛程度の痛みが出るくらいであることがほとんどです。

中絶手術にかかる時間は、どれくらいですか?

手術自体は10~15分程度ですが、事前処置が必要な場合は2時間前にいらしていただきます。また、術後はリカバリーベッドで1~3時間お休みいただいて、その後、問題がなければご帰宅となります。

初期中絶手術は、どんな方法で行われますか?

当院では、WHOが発表した『安全な中絶ガイドライン』で推奨している「吸引法」による手術を行っています。

中絶手術では、立ち会いや付き添いが必要ですか?

未成年の場合、手術中に保護者と電話などですぐに連絡が取れるようにしていただける場合は、付き添いがなくても手術可能です。成人の場合は特にパートナーの立ち合いや付き添いは必要ありません。ただし、どちらもご帰宅の際に多少のふらつきなどが起こることがあるため、ご家族などに迎えに来てもらうと安心できます。

術後の注意点

術後のシャワー、入浴は当日にも可能ですか?

シャワーは当日から可能ですが、バスタブに浸かる入浴は医師の指示があってからの再開となります。目安としては術後1週間後くらいに入浴可能になるケースが多くなっています。また、サウナ・温泉・プールは感染リスクが高いため、術後約1ヶ月は控えてください。

アルコールはいつから飲めますか?

出血がなくなるまでは最低限禁酒を守ってください。出血が治まってからもしばらくは禁酒する方が回復に役立つため、できれば医師に確認してから飲酒するようお勧めしています。

手術後の診察は受けないといけませんか?

手術の1~2週間後に1回は必ず受診してください。出血や下腹部の痛みなどの有無や程度を確認し、子宮の状態をチェックすることで将来的なトラブルを予防できます。また、運動や入浴、飲酒などに関する制限に関しても、状態に合わせた適切な判断が可能になります。

仕事へは翌日から復帰できますか?

手術後2~3日はお仕事を休んで安静を保つようお勧めしていますが、デスクワーク程度でしたら翌日から可能です。出勤して出血や痛み、発熱が現れたらすぐに早退して帰宅し、安静を保ってください。なお、手術後は妊娠に備えていたホルモンバランスが通常の生理周期に合わせたものに変わっていきます。数週間かけて戻っていくため、この間はホルモンバランスが乱れ、体調不良が起こしやすい時期です。無理なスケジュールを組まず、余裕のあるペースでお過ごしください。

睡眠障害が起こるようになったのですが

心身へのダメージやホルモンバランスの変化もあって、手術後には睡眠障害が起こりやすいのですが、2週間程度で改善に向かうことがほとんどです。症状が長引く場合や、生活に支障を及ぼす場合には早めにご相談にいらしてください。

手術の後、妊娠してもいい時期はいつごろですか?

手術直後から妊娠は可能ですが、手術で子宮内膜に細かい傷ができた可能性があります。数回の生理後には子宮が十分に回復しますので、妊娠を計画される場合はそれ以降をお考えください。子宮への影響をきちんと調べたい場合には、術後1ヶ月後、3ヶ月後などに検診を受けて確認します。なお、術後はしばらく感染リスクが高い状態が続きますので、最低でも2週間はセックスを控えてください。

手術後、いつからセックスできますか?

手術後は感染リスクが高い状態ですから、初期中絶の場合、最低でも術後2週間はセックスを控えてください。また次の生理が来る前に妊娠してしまうケースもありますので、避妊をしっかり行ってください。相手任せの避妊では確実性が低いので、低用量ピルや避妊リングなどの検討もおすすめしています。ご希望があれば、受診の際にくわしくご説明しています。

手術後の出血はどのくらいですか?

術後1週間は、出血する可能性があります。おりものに軽く混じる程度から、生理2日目くらいの量まで個人差が大きく、長い方は1ヶ月くらい出血が続くこともあります。生理より多い出血が続く場合や、痛みを伴うなどの場合は早めに受診してください。また気になる症状があったら遠慮なくいらしてください。なお、出血や痛みがない場合も、手術後1~2週間後の受診は検診として必ず受けてください。

低用量ピルの服用は手術後いつごろから可能ですか?

術後最初の月経の初日から飲みはじめるのが一般的ですが、それ以前の服用開始も可能です。ご検討されている場合にはお気軽にご相談ください。

中絶手術で将来妊娠しにくくなるのではと心配です

中絶手術で妊娠しにくくなる、出産に問題が起こるのは、術後に感染する、癒着が起こる、何度も中絶を繰り返して子宮内膜が薄くなるなどで起こり得ます。特に掻把法の場合、経験が少ない医師が行うとリスクが高くなります。当院では吸引法による丁寧な中絶手術を行っています。また、器具の洗浄や殺菌もその都度徹底的に行っており、厳密に管理しています。

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